縁と運の話

今年で入社10年目になる。

 

大学を出てそのまま今の会社に入ったから他の会社とは比べられないけど、辞めたいとか思ったこともないし若干のやりがいも感じている。家族の状況次第ではあるけど、恐らく定年まで今の会社に勤めるし限界まで偉くなれるよう頑張ろうと思ってる。

 

まあまあ良い会社入ったなーと思ってるけど、ただ就職活動を頑張って入社したわけでは全然ない。

 

 

大学の学部は法学部で、2年生くらいまでは司法試験を受けて弁護士になろうと思ってた。

ちょうど新司法試験の制度も始まった頃で大学院まで行けば昔よりは合格しやすいって話だった気がする。

結局勉強頑張れなかったし、麻雀を覚えたのが行けなかった。週の半分は麻雀してたし、雀荘でバイトもしてた、何ならプロになろうと思ってた時期も3ヶ月くらいはあった笑

そんなこんなで弁護士になるのは早々に諦めたし、実家もそんなに裕福はではなかったので就職することにした。

 

就職することにした、とは言っても自分の適性も分からんしやりたい事なんて一つもなかった気がする。

人と話すのがあんまり好きじゃないからできれば営業職は嫌だったし、転勤が多い職もやめておこうと思ってた。

ちょっとでも興味のある会社に入ろうと思って食品・エンタメ・貿易関係で聞いたことのある名前の会社を20社くらいは受けただろうか…

1,2社は最終面接までいったけど、結局どこも受からんまま8月が終わった。

 

9月になると学校の友達達は続々と内定をもらってたから流石にあせってきて、全然興味のない会社も受けることにした。取り敢えず名前知ってる企業は受けよーって感じでね。

そんで気持ちも新たに受けたとこの一発目が今の会社って感じ。内定まで3,4回面接あったけど、どの面接官とも話が弾んで受かりそうな雰囲気が凄かったし、実際内定をもらった。

 

正直全然希望通りではなかった。金融系だし、営業だし、全国転勤だし。

でももう就職活動したくなかった、めんどくさいから2,3年働いてみるかって感じで入社した。

 

そんな感じで今に至る。

就職活動当初の希望通りの会社に受かってたら、もしかしたらソッコーやめてたかもしれない。

 

 

よくいわれる事だけど結局何事も運と縁と自分次第だね。ってことをふと思った。